2009年08月26日

短歌 抜粋7

問い詰める勇気もなくて悶々と梅酒の中に沈む蜂蜜

複雑に糸引く蜘蛛の罠の中雁字搦めの恋に溺れる

ようやくに出した勇気が罪を生む吾に与えよ天罰ひとつ

沈黙の中に葬る切なさや辛さ苦しみ察して欲しい

愛に飢え心の渇き持て余しネット彷徨う難民となって

磨り減った靴をひこずりずるずると君に縋って生きる惨めさ

荒れ狂う嵐の夜は淋しくて孤独を抱いて夢に紛れる

ぶかぶかのLサイズ靴靴擦れて 前に進めぬ恋をしている

ぽてぽてと君の裏切り毒となり満たしていく吾の致死量

頑張れと背を押す強き言葉より歩幅寄せたる優しさ嬉し

安ホテル寄せては返す潮騒を聞きつ失くした二十歳の純情

呼吸さえ意識するよな気まずさが嫌なの早く抱くなら抱いて

軽やかに踊れないのは足枷を解くこと出来ぬ自分の弱さ

posted by ヒロ at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌 抜粋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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