2008年06月29日

18禁短歌

         虚しさが 押し寄せてくる愛しても

                  愛して貰えぬ 膝を抱きしめ



         もう十分 味わいました片恋の

                  辛さ苦しさ 淋しさ虚しさ



         突然に ノックもなしに入り込み 

                  吾が胸の内 占有した君



         切なさに ギュッと音たてこの胸の

                  縮まる感触 君は知るまい



         君からの 答えがないのが答えだと

                  分かってはいる 頭の中では



         踏ん切りを つけられなくて足元の

                  缶ころりんと 蹴ってはみたが



         この恋も もうすぐ整理される筈

                  悲恋秘話と 名づけたホルダー



         きっちりと 膝を合わせて君に向く

                  付け入る隙を 与えないように



         ぐいぐいと 迫って欲しい曖昧な

                  愛では燃えぬ 性格故に



         この胸に 想いし人を忘れさす

                  強き愛をぞ 望んでやまず



         わたくしを みだらにさせる電源は

                  もっと下なの 手で導いて



         甘き汁 滴る桃にかぶりつき

                  まるで昨夜の 貴方のように



         目隠しされ 君の視線のゆく先に

                  焦点合わせ 昂ぶってゆく



         睦みあう 姿をドアの隙間より

                  覗く閻魔の 視線鋭く
posted by ヒロ at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 18禁短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月13日

短歌


               揺らぎつつ 探り歩んだ人生路 


                 心ごまかし なだめて今日に


        うとうとと 夢かうつつか昼下がり

                 貴方とお祭り 楽しんでおり


        簡単に 見過ごすことが出来ないの

                 君のひとこと 吾に迷いを


        ワイパーで 雨も邪念も払いのけ

                 前に広がる 新たな視界


        望んでも 実らぬ恋を閉じ込めて

                 去ってゆくのも ひとつの愛か


        ずけずけと 吾が心の空洞に

                 踏み入る君を 信じていいの


        淋しさに 慣れた心に忍び寄る

                 心躍らす 君の言の葉


        届かない 想いの辛さに耐えかねて

                 目先に縋る 吾の弱さよ


        幻想の 君がうつつに変わりゆく

                 電話の声に 戸惑いつつも


        あさぼらけ 君に抱かれる夢を見て

                 火照る体を 如何に静めん


        目を閉じて 蕾触れたる小刻みな

                 指の動きに 深く落ち逝く


        神秘なる 泉触れれば湧き出でる

                 君味わいし いん靡な香り
posted by ヒロ at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 18禁短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月12日

愛の短歌


                     逢いたいと 言えぬ我が身の切なさよ
                     せめて夢での 逢瀬願いて

                     欲しいのは 百万本の薔薇じゃなく  
                     言の葉ひとつ ただ好きだよと

                     叶わない 夢と悟りて今宵また 
                                         君を思いつ 眠りにつきぬ

            悲しいの 呟く吾を抱きしめて
                     君くれし言葉 ただ宙を舞い

                    怖いのよ この蜜時がいつの日か 
                                          苦悩の日々に 変わることが

           今すぐに 抱いて欲しいの花びらが
                     舞い散る下で 激しく強く 
 
                  妖艶な 桜の精に酔いしれる 
                                         きつく激しく 甘く優しく

           この道は どこに続くの問う吾に
                     答えぬ君の 思いや如何に

                     君となら 地の果てまでもついて行く 
                                         たとえ茨の 道であろうと


                    禁断の 蜜を湛えた紫の 花と戯れ 
                                         現(うつつ)を忘れ

                   君追って 愉悦の花園辿り着き 
                                          快楽貪る その先は見ず

                   蓮の花 辺り一面浮かんでる 
                                          桃源郷に 君と漂い


            後ろから 抱きしめられて堕ちてゆく
                     暗くて深い 奈落の底へと

                    昂ぶった 君の情熱に身を委ね 
                                        身体の芯から 溶け逝く・・好きよ     
posted by ヒロ at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 18禁短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月05日

短歌


             ちろちろと まためらめらとぱちぱちと

                       愛の炎は 妖しく変わり


             幻影の 罠にはめられ身動きの

                       出来ぬ我が身を 笑うは我か


             ふらちなる 恋に溺れた二十歳過ぎ

                       背徳の言葉 知らないままに


             哀しくも 愛の輪郭なぞりしは

                       触れればしぼみ 弾力もなく


             我の胸 密かに残る桜花

                       君の情熱 愛の烙印


             君の胸 優しく熱く抱かれし(いだかれし)

                       身体も時も 甘く溶けゆき


             薄絹を 纏いし我を手繰り寄せ

                       剥がれあらわる 仄白き肌


             ひたすらに 君の指先身を任せ

                       意識なるもの 五感に沈め


             神秘なる 花がうごめき君誘う

                       滴り落ちる 甘き蜜秘め


             もぎたての フルーツ絞って飲むような

                       恋の滴は 酸っぱく甘く 
posted by ヒロ at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 18禁短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短歌


            絡まりし 糸を手繰りて今宵又

                     出会いし人との 縁を思いて


            春風が 昔の恋を連れて来て

                     心躍らす 幸せの瞬間


            春の声 聞こえ芽吹いた木々たちも

                     冷たき雨に 打たれ震えて


            あの嘘と この嘘結ぶ綱の上

                     危うき二人 綱渡りの恋


            鈍感が 幸せの条件かもしれず

                     つくづく思う 母を見ていて


            春雷の 哀しき音が胸を打つ

                     蘇りくる 別れの瞬間


            君なしで 楽しくやっていることを

                     見られたくなく 見せたくもあり


            夢じゃない 確かに君に抱かれたの

                     胸に残った 証は紅く


            清純な 真白きシーツその上で

                     繰り広げるは 淫らな絡み


            わたくしの 熱き唇そこかしこ

                     君のプライド 甘く溶けゆき

posted by ヒロ at 21:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 18禁短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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